感性行動研究所
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ハワイのフナ(古代形而上学)・脳科学・ヨガ・エネルギー療法や
心理学を融合した幸転プログラム
私は、大人になってからは忘れていたのですが、心理療法や催眠療法を学ぶ過程で、幼い頃に遊び半分に行っていたことの記憶が戻ってきました。
当時、私はまったく口をきかない子供で、心配した親が言語障害を疑って医者にみせようとしたほどだったのです。
ただ、なぜ口をきかなかったかというと言葉を使わなくても犬や猫などとはコミュニケーションがとれていたし、人が話していることと思っていることには違いがあって、そんな違和感から言葉は信用できないっていう感覚があったのかもしれません。
ですから友達といっても動物が多くて、彼らとよく遊んだものでしたが、中でも一番好きだったのが寝顔だったのです。
そしてある日、犬とのコミュニケーションで「眠たいね~」というメッセージを送ったところ、犬が寝てしまうということを発見し、以来見つめるだけで犬を寝かせる特技を持つようになったのです。
ただ、大人になってからは、そんな特技があったこともすっかり忘れてしまいました。
この動物とのコミュニケーションは、どのようにやっていたのだろうか?
私なりに振り返ってみると表面的な声音やボディラインゲージといった非言語のやりとりではなく、ハートの共鳴というか波動(エネルギー)が伝わっているように感じられるのです。
そのことに気づいてから、さまざまな有名なセラピストのセッションをやっている内容ではなくエネルギーレベルで観察したり、天才的な心理療法家とよばれる人のビデオセッションなどを観察するにあたって、効果的なセッションが行われている場合には、その共鳴が起こっていることに気づきました。
そして失敗したセッションの場合は、例外なくセラピスト側が分析的に思考を働かせてしまい、その状態がクライアントにも映ってしまうように見受けれれます。無意識のうちに診断する感覚がクライアントに転写されているようなのです。
するとクライアントはセッション後、自分自身を分析的にみて自己診断するようになります。
自己診断すると、問題点が目につくようになります。やがて考え込むようになり、かえって心のバランスを崩してしまうかもしれません。
また、問題が再発した場合には、自らを責めるような感覚がさらに強化されてしまい、治療期間をいたずらに伸ばしてしまう結果と招いてしまうこともあるようなのです。
診断するというのは、原因を追究し、対処するためには有効な手段ですが、デメリットもあります。
それは人間の本来の姿は自由で可能性があり認識できるような尺度ではなることができないもので、世界では同じ人間がいないという事実があるにも関わらず、小さな枠にはめ込んで決めつけるという側面があるということです。
瞑想を習慣化していると、さまざまなインスピレーションがわいてきて、今まで自分がもっていた常識を覆すほどの気づきをもたらすことがあります。
そしてそれらの気づきに基づき、徐々に心理療法家としての信念体系が作り上げられていきました。
ですから他の心理療法士とはかなり変わったとらえ方をするかもしれません。
このコラムには、催眠療法士であり心理療法家である私が、なぜ催眠療法でも心理療法でもないレゾナンスヒーリングを行うことになったかについて、その背景をご紹介しようと思っています。
2013年01月23日
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