ヤンキーになるのは健全な証拠?

かつてはヤンキーになるのは家庭環境にあるようにまことしやかに言われたものです。


ただ、エネルギーレベルでこれらを観察していると親に反抗しているのは、この不調和な波動(負のレゾナンス関係)から距離をおくためにしている側面があることに気づきます。


親が心配して何かを言うたびに、「うるせ~!」とか反発し拒絶するのは、ある意味、健全なのです。(もちろんこれは私が元ヤンだからそれを正当化しているわけじゃあありません。)


親はそんな子供を観て、素直ないい子になってほしいと懸命に働きかけるのですが、これで親の思い通りになった場合は、子供は心に大きなストレスを抱えることになり、場合によっては心の病にかかってしまうかもしれません。
親にしたがってしまうのは「性根が優しかったり」「素直で言うことをよく聞く子供」ばかりで、心の病にかかる子供には、こういった傾向が多くみられます。


事実、心の病になる子供の親は、心配性であることが多いです。

 

心配することを手放すことができたなら、状況は大きく変わっていくかもしれません。

 

逆に社会問題になっているいじめについても、根本的な要因としては、これと似たような背景があるように思われます。

 

誰かをいじめようとするのも、実は不調和な波動(わだかまった想い)を外にはきだし、誰かに移そうとする行為です。

 

環境や親から移された不調和の波動を無意識に他の誰かに吐き出すことで、心と体を守ろうとしている側面があります。

 

そして不調和の波動を他人に吐き出すことができない心優しいところがある子供は、その矛先を自分自身に向けて、さらに心に深い傷を負うことになるのでしょう。

 

(つづく)


2013年02月01日