感性行動研究所
107-0062 東京都港区南青山2-2-15
ハワイのフナ(古代形而上学)・脳科学・ヨガ・エネルギー療法や
心理学を融合した幸転プログラム
今年からヒーラーの養成講座を開催しています。
この講座は私が誰かから教わった内容を伝えるというものではありません。
ここに書く内容は観方によっては矛盾する側面がありますが、説明をするためには、どうしても自分が無意識でやっていることについての理論的な背景が必要となります。
ヒーリングの背景ではどのようなことが行われているのか?
それはスピリチュアル的でもあるのですが、実は科学的であったり生理学的であったりもするのです。
ここでは講座の内容の一部をご紹介しようと思います。(^-^)
私たちは悩んでいるときやストレスを感じてるとき自然に頭を抱えるジェスチャーをします。
人間の無意識ってすごいところがあって、バランスが崩れた状態を自然に元に戻そうとする能力が備わっています。
朝目覚めたときに伸びをするのと同じように頭を抱えるという行為も
そういう反応のひとつではないか?
と私は思っています。
よく、ちびまる子ちゃんがやってくれる頭から血の気がサーッと引いてく例のリアクションがありますが。
私たちはストレスを感じるとその状況に対応するために
闘争・逃走反応
っていう生理的な反応を引き起こします。
現代心理学の父と言われる
ウィリアム・ジェームズは
“我々は泣くから悲しい、殴るから怒る、
震えるから恐ろしいということであって、
悲しいから泣き、怒るから殴り、
恐ろしいから震えるのではない。”
といって
感情よりも先に体が反応を示すということを伝えてくれていました。
ですから生理反応があって心理が働くという側面もあるということは忘れてはならないと思うのです。
人間はストレスという刺激があれば
生き残るという本能で外敵から身を守るという対応をするために
攻撃したり、逃げるという短絡的な反応ができます。
これらは太古から備わった緊急対応のための生理反応システムです。
ただ、当時にくらべ私たちはシンプルな生き方をしていないから
慢性的なストレスを抱えてしまいます。
そうすると本来、緊急対応のためのこの反応は、緊急事態がなくなれば
消えてしまうものなのに、それが消えずに自律神経系の働きに異常をきたすようになる。
そしてバランスを欠いた生理反応があって後づけで感情も心理面でもバランスを欠いてしまうのです。
私たちは理由がないと不安でしょうがなくなります。
ですから本来なら原因など特定できないはずのこのような感情にすらも何かしらの理由をつけたくなっているという心理にも気づいておく必要があるかもしれません。
ではこの生理反応のシステムがどうなっているのか?
そしてそれに対してどのように介入するのか?
って話になりますが、
それらについては、次回の記事につづきます。
つづく
2013年03月27日
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