遠隔ホリスティック心理セラピー

ホリスティック心理セラピーの個人セッションを行っていると クライアントの相談内容によってセッションの流れが変わっていきます。


そして基本的にセッションには型という物がないので セッションを振り返ってみると

あれはカウンセリングだったのか?

それともコーチングだったのか?

はてさてヒーリングだったのか?

よく判別できないものもあります。


たとえば望ましい方向に歩むための障害となる心理ブロックがあったとしたら、 そのわだかまりのエネルギーはそもそも解消するものではなく 望ましい方向へ向かうための原動力にもなるので エネルギーの方向性の質を変えていくことで ネガティブで停滞させるようなものとして感じられるエネルギーも 私たちを支えてくれるものへとその意味合いが変質していきます。

(陰と陽の相補性:影が光を支える意)



心身の緊張を身体の声としてとらえるのなら、そもそもそれは必要なメッセージなので解消したり回避してしまうものではありません。

もし回避・解消しようとしたなら短期的な癒しは得られますが、必ずまた向き合わなければならないより大きな「人生」の学びの機会として反復されます。

エネルギーの方向を変える体験を他人の手ではなく自分の内側から実感することが人生の質を変えていく「ハラ」での学びそのものとなっていき、そうすることが本人のためではなく周りの人に役に立つ体験へと変容していくのです。


本来、人の役に立つために私たちはこの世に生を受けるという考え方にもつながっていきます。


そういった体験を通じることであり方そのものが癒しや周りへの貢献となっていくことになります。


タオ(道)やワンネスを体現したセッションは こういった陰陽のバランスが取れた マインドフルネスな瞑想的なものになっていきます。


その時、心理ブロックは心や身体の緊張してとらえることができるので その緊張を解きほぐすためには、多くの心理療法と同じように感情を感じきるプロセスが大切になります。


ホリスティック心理セラピーでは 自分の内面に向き合い感情を感じきるところでは ゲシュタルト療法と 人体のエネルギーシステム(経絡など)や エネルギーセンター(上中下丹田やチャクラなど)への働きかけが行われたりもします。


実際のセッションでは頭部のツボ(経穴)などのエネルギーポイント触れたりすることもあります。


エネルギーに敏感な方の場合は触れずにこの遠隔ヒーリングのような手技を使うこともあります。


瞳を閉じてセッションを受けているとゲシュタルト療法やブリーフセラピーや催眠療法を受けているのと変わりありませんが、セラピスト側はより深い意識へのサポートを行うために、クライアントが変性意識状態にあるときには言語に頼らなくなっていきます。


感情と向き合う部分(観念の浄化瞑想)では、以下の動画のようなやりとりが行われたりします。


観えていること聞こえていることに意識を向けるのではなく 感覚(身体でいま感じている)に意識を向けると 微細な反応があることに気づけるかもしれません。 自宅の部屋でしかも部屋着で撮ったゆるい動画ではありますが、 そのエッセンスが感じられるのではないでしょうか?


2014年02月01日