感性行動研究所
107-0062 東京都港区南青山2-2-15
ハワイのフナ(古代形而上学)・脳科学・ヨガ・エネルギー療法や
心理学を融合した幸転プログラム
心理カウンセリングなどを学ぶ過程で
かならず大切な「許しのプロセス」を体験する。
とても深い傷が深層心理にあるのなら
どうしても相手を許せないという気持ちがあって
なかなかプロセスが上手くいかない場合もある。
ただ、ここの「許し」って。
言葉で学んで「知っていた」としても、
本当は、かなり難しい概念です。
だからこそ。
許しという言葉そのものとして理解して
「承認」「許可」することだ。
なんて早合点して説明したら。
きっとそれは「トンでも心理学」と批判されても
しかたないものとなってしまうだろうと思うのです。
「許しのプロセス」って
考えでとらえてしまうと
どうしても本質から離れてしまうものです。
なので古くからある東洋的な理解の方が
その本質に触れることができるので
ここでご紹介します。
घाव को छोड़ देना क्षमा है ।
Letting go of hurt is forgiveness.
- Sri Bhagavan.
“心の傷を手放すことが、許しです”
(この写真のどこかに私が写ってます(^^))
たとえば、仏教の源流が存在したインドにも古くからこの「許しのプロセス」が存在します。
それは
サムスカーラー・シュッディと呼ばれるもの。
(サンスカーラー・シュッディ)
これもまた言葉からとらえてしまうと
サンスクリット語ではそれぞれ
サムスカーラー(サンスカーラー)=意識下に刻まれた質
シュッディ=浄化
という意味があります。
サムスカーラー(サンスカーラー)のタイプは3つ
1. 前世に刻まれたもの
2. 今世に刻まれたもの
3. 生まれた環境などによって刻まれたもの
(言葉・文化・両親など)
でも「言葉」でとらえてしまうなら
この3つの浄化と理解してしまうかもしれません。
でも心の傷やブロックといったものを
この内観瞑想のプロセスを
インドの神聖な山などの聖地で体験していくと
(聖者や覚者が古くから住んでいた特別な場所)
深い洞察が訪れて
考えていた「許し」とは違ったものを体験し
これこそ古くから行われてきた許しのプロセスなのだと実感するのです。
この内観瞑想をはじめた当初は、
心理学的なアプローチとは全く違って
なんの解釈もしないで、
理解することもしないで、
苦しみや傷みと「ともにいる」だけというのが
なんで許しにつながるのか
意味がわからなかったものです。
でも、それを続けていると
そうあるだけで「自動的」に
言葉では言い表すことができない感覚が洞察として降りてきて
許しと呼べるような状態になっている。
ありがとうと口にすることもできるようになってる。
う~ん。
体験したことをあえて言語化するのなら
そこで行われる「許し」とは
“あなたや相手を許すのではなく、あなたの痛みを手放す。”
というもの。
そのプロセスを経て癒されれば
ハートが開花し、自分や他の人を慈しむことができる。
後にシュリ・バガヴァンから
“心の傷を手放すことが、許しです”
という教えを聞いて
あの感覚はやはりこういうことだったのか~と
「確かめる」ことができたのです。
実は「許しのプロセス」の本質は
痛みを手放すことであって、
自分や他人の行為やあり方などを許す(許可・受容する)ようなものとはかけ離れたものだということがわかってきます。
痛みを手放すプロセスで
筋膜や臓器や細胞に刻まれた記憶が解放されたり
自分の電場(エネルギーフィールド)に刻まれた記憶(歪み)が解放されたり
チャクラの調整が行われたり
こういったことが自動的に起こる。
そういったことが行われていると
肌感覚や内臓感覚などでも感じ取ることができるのです。
そして自然に大きなハートの開花が起こって、内なるつながりができることで外ともつながる感覚になる。
あなたは私・私はあなた(ハムサー・ソーハム:サンスクリット語)という叡智に満たされていく。
自然に湧き上がるエネルギーがあるから、器も大きくなって、自然に「許し」が発動する。
そういったハートの開花が起こります。
もし本質的に許しのプロセスをしようと思うのなら
許可するという手軽なやり方ではなくて
その痛みを敬うように寄り添ってみたら
特にガイドなんかされなくても
ただあなたのことを尊重して信じて見守るひとが
黙ってあなたによりそっているだけで
はじまるかもしれない。
そういうものなのでしょう。
(この記事は写真の格言の解釈ではまったくありません。
実は格言は後付けなんです(^-^))
※学んだ心理学が「許し」を許可とか受容として説明していたとしても心配は無用です。
ワークをする過程で体験ベースでこの許しのプロセス(手放すこと)を行っているはずだからです。
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2019年07月04日
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