怒りの素というのがあるとしたら(3/3)

 

(注:この記事は、ネガティブな内面があったとしても、慈愛をもって向き合うことでハートが開花するという瞑想経験に基づく意図があります。なので読んでいて自分を責めるような感覚が生まれたならそれを意図しているのではなく、その感覚に対して優しさや思いやりを向けてみることをお勧めしています。)

 

 

こころの底から喜びに満ち溢れ「ご機嫌」な意識状態のとき

 

大抵のことを許せてしまうものですよね?

 

その逆の意識状態なら、些細なことに反応してしまう。

 

その反応が起こるプロセスというものがあります。

 

 

そして

 

自分に向き合う経験を積んでいくと

 

不機嫌な“状態”に

 

考え(内部対話)が加わると

 

さまざまな心の傷から

 

いろんな反応が生まれるということが解ってきます。

 

 

その反応による変化が前回のブログでご紹介した、この9つの怒りとなっていくのではないでしょうか?

 

 

米国のメンタルコーチであるロバート・コンクリンは怒りについてこう言っています。

 

“あなたが怒りを抱くのは状況のせいではありません。

あなたの状況に対する反応のせいなのです。

あなたを怒らせるのは人のせいではありません。

あなたのその人に対する反応のせいなのです”

byロバート・コンクリン

 

 

「反応してしまいやすい状態」というのが、

 

このDosaの状態にあると私は感じています。

 

 

 

楽しい・ワクワク・喜びの気持ちで満ち溢れ穏やかな状態なら

美しいクリアな意識状態にあります。

 

(ここのところは昨日のブログ記事にも共通するものが感じられるのではないでしょうか?)

 

 

 

しかし、

このDosaの状態にあるときは

歪(ひず)んだ意識状態にあります。

 

 

音やエネルギーで例えるなら

美しいバイオリンやフルートの音と

 

ハードロックやデスメタルのギターの音

の違いです。

 

 

 

あなたの血管に流れている血や

 

神経系を伝わっていくホルモンや電気信号が

 

フルートの音色なのか

 

デスメタルの歪んだガーッっていう音なのか

 

 

 

そういったバイブレーションになっているから

 

それぞれの側面が増幅しやすい状態になるはずです。

 

 

 

ストレス反応でコルチゾールやアドレナリンが分泌されているとき

 

なんとなく身体がピリピリしたり、熱くなるような感覚があることに気づけます。

 

 

 

若かりし頃ロックをやっていたので

 

その感覚がギターの歪んだ音に例えるととてもしっくりくるんですね。

 

 

 

もしこの「怒れる人」のバイブレーションが自覚できるようなら

「私はいま反応しやすい状態にある」とも自覚できるようになります。

 

 

 

そうすると反応してしまったとしても

面白いことに内観しつつ怒っている(変化した8種の怒り:激怒を除く=激怒しなくなるので)状態になり、

 

しかも怒っている状態のボリュームも控えめになるし

 

その状態からも冷めやすくなります。

 

 

もちろん

 

そうしていても反応して怒ってしまうこともあるでしょう。

 

 

でもDosa(根拠のない興奮状態)を自覚していると

 

反応したとしてもスグに謝れたりして

 

反応したことに対する自分いじめ(自己嫌悪など)もしないようになるのです。

 

 

そうやって穏やかな状態に戻りやすくなるはずです。

 

 

 

 

 

 

自分に向き合っているうちに

 

Dosa=根拠のない興奮状態を引き起こすのは

 

どうやらそれだけじゃないな~なんてことにも気づきはじめ

 

 

電磁波(可視光線などの電磁放射を含む)や食事(コーヒー摂取や腸内環境)などの影響もあることもわかってきます。

 

 

たとえば分かり易いところでは

刺激物を食べたり、飲んだりしたとき。

 

とくにコーヒーなどは、過剰に取り過ぎてれば誰もが興奮しますし、

脳が電磁波の影響を受けていれば

たった一杯でもイライラ状態を引き起こしやすくなります。

 

 

さらに話が長くなりそうなので

電磁波やコーヒーなど食事についてはその方面はまた専門家にお任せするにして。

 

また

バイブアクシス・コネクション(自然エネルギーとつながるへその緒)が電磁波や災害や放射能などの影響で歪んでいるから、そのエネルギー不足によってDosaの状態になっているともいえるでしょう。

 

 

まずは

 

反応を引き起こしやすい意識状態や身体の状態(=Dosaのようなもの)があると意識するだけでも、

 

日常生活での内観ができるようになり、

 

反応したとしても穏やかな状態に戻りやすくなるから

 

やがて感情をわざわざマネジメントする必要性もなくなっていきます。

 

 

 

そして

 

HSPやエンパスの方はこのDOSAを察知しやすい側面があります。

 

かなり長文となりましたので

 

これらについてはまた別の機会にお話ししたいと思います。

 

 

 

もし感情的になりやすいところがあるのなら、

 

まず最初に

 

このDosa(根拠のない興奮状態=怒りの素)に

 

注意を向けると

 

いろんなことが変化し始めるはずです。

 

 

慈愛をもってDosaに向き合いましょう。

 

そしてDosaを感じ続けながら、

 

それと同時に今この瞬間瞬間の幸せや喜びを選択する※意思(意図)も持ち続けます。

 

ブログの記事参照。

 

そうするとさらにすべてが輝き出すのではないでしょうか?

 

 

 

長い文章をここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

怒りの素シリーズは今日のコラム記事でおわりです。

 

 

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2019年08月08日